Before (改善前)

最近アルミを材料とした機械部品の製造依頼をいただくことが、当社においても増えてきています。特に動く機械の場合には、重量を変更することでエネルギー効率を上げることができますのでニーズが非常に高いと言えます。しかし、アルミの削り出し品は削り代が増えれば、増えるほど材料コストは上がってきてしまいます。

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After (改善後)

そこで、当社ではロット数が多くなった場合には鋳造などで外形形状を加工し、部分的に切削で仕上げる加工方法の提案を行っています。これにより加工工程を削減し、効率的な製造を実現しています。イニシャルでのコストはかかるものの定期的に流れるロット品となる場合には、鋳造による加工も検討頂くと良いと言えます。

POINT(要約)

フランジ製品はその部品が内蔵される装置の高精度化の波に伴い、複雑形状化の道をたどっています。そのため、オール切削で加工を行うとなると加工時間がかかり、コストアップを招きます。そこで当社では鋳造などにより、加工時間の短縮ならびにコストダウンを提案しており、効率的な加工となるようご提案をしています。