OEM委託先の選定ポイント?

 OEM(オーイーエム、Original equipment manufacturer)とは他社ブランドの製品を製造すること、またはその受託製造を行っている企業そのものを指します。日本語では「相手先(委託者)ブランド名製造」、「納入先(委託者)商標による受託製造」などと訳されることもありますが、つまり、委託先の企業の製品を代行して製造を行う企業を指します。日本の多くの企業がOEM製造を行っており、当社でも様々な企業の最終製品のOEMを行っています。
 OEMというと「受託製造だから言われた通りの製品をそのまま作る。」「図面通りの製品ができればOK。」と考えがちですが、当社にお問い合わせをいただく、メーカーの方々のお話をお聞きすると「自社商品のスペックが求める品質通りのものとなっているか?」「自社製品の価格競争力を強化したい」という要望をいただくことが多くあります。
 そこで、機械部品のOEMメーカーとして、また装置部品の一貫調達も手掛けるOEMメーカーとして数多くの実績を持つフランジ・継手 加工.comの立場から、どのようなOEMメーカーであれば、自社製品の品質を高いレベルで維持しつつ、価格競争力を持たせることができるかという点をお伝えいたします。

当社が考える最適なOEMメーカーとは?

 フランジ・継手 加工.comでは、各コンテンツでご紹介をしている通り、自社で機械部品の製造をメインに行い、部品の機能を十分に考慮した提案を行うことで、お客様に対して付加価値の提供を行っています。この付加価値というのは、これまで当社が大手メーカーの方々から頂いたお問合せに対して、各工程を考慮し、既存図面・製品・既存のサプライヤーからの改善提案を行ってきた実績を指します。この提案力が多くのお客様に評価され、ポンプメーカー・建機メーカーの皆さまとお付き合いをさせて頂く流れとなっています。
 つまり、当社が考えるOEMメーカーのあるべき姿としては、お問い合わせを頂いた際にただお見積りをするのではなく、図面に対して付加価値提案が可能であるか、コストメリットの提案が可能であるかという点を考慮して提案を行うことが必要と言えます。
 また、自社のラインを用いた試作開発にも対応をすることで提案だけでなく、提案の結果どのような改善があったかという点を含めて提案をすることで、開発リードタイムの短縮にも貢献をしています。

当社が考える最適なOEMメーカー

・見積もり回答時にも付加価値を提案。

・既存図面から設計変更を行うことでコストダウンを提案

・自社の工程を用いながら、試作開発にも取り組むことで開発リードタイム短縮をサポート